2010年3月31日水曜日

住商株売り!

なんか上がってきたので@1082円で売る。住商株は簡単。800円台になれば買い、1000円を超えたら売るタイミングを虎視眈々と狙う。それだけ。

なんでもシンプルな戦略がいい。タレブがこんなことを言っている:
Nassim N Taleb (nntaleb) on Twitter: "My problem of knowledge is that there are many more books on birds written by ornithologists than books on birds written by birds. [OPACITY]"

2010年3月30日火曜日

twitter で「食料自給率」が話題となっている!

誰かが「#jikyuritsu」というタグ(ハッシュタグと言うらしい)を作ってそのテーマでワイワイやっている(つぶやきの最後に#jikyuritsu と入れるといい。そのテーマだけのつぶやきが検索表示できるようになる。#の前に半角スペースを入れること)。おいらの関連「つぶやき」はここで検索できる:

Twitter / Search - #jikyuritsu kafusanjin: "#jikyuritsu kafusanjinのリアルタイム結果"


いままで twitter ってのは余り利用してこなかったけれど、いろいろ出来るんだね。結構面白い。ニッポン人の「空気」も分かる(おいらは空気は読まないけれど)。

2010年3月28日日曜日

「食料自給率」についてのおいらの所見

BLOGOS が「食料自給率」についての意見を求めているという(ここ)。今まで食料自給率について書いてきたものをリストアップしてみた:

Letter from Yochomachi: 文藝春秋:「農水省 食料自給率のインチキ」(浅川芳裕): "農水省は、最大手広告代理店を起用し、多額の国民の税金を遣って、自分が都合のいい方向に国民を誘導する「国民愚民化洗脳プロジェクト」を推進中であるよし。エコおばさんなんか、イチコロでやられてしまう。その結果ニッポンは一億総貧民化。怖い。"

「国は『はじめに食料自給率の向上ありき』で危機感だけを煽っている」(本間正義): "この三日、日経新聞夕刊「生活コンシューマー」欄では食料自給率の特集。「自給率の 向上のためにはトリのから揚げを食べてはいけません、サバの味噌煮を食べましょう」とかの子宮的ヒステリックな論調ばかりで、日経は一体どうなってしまっ たのだろうかと心配していたら、今晩(最終回)は「自給率向上を唱えること自体おかしい」との識者インタビューで締めくくり。ホッとした。きっと「食育担 当」女性記者の暴走を編集長が食い止めたのだな。"

食料自給率低下の影響をもろに受けるのは都市生活者だって: "都市住民にとっての食糧確保は、つまるところ戦争を回避しての自由貿易の死守である。自由貿易さえ維持できて居れば、都市住民はノーソン住民に搾取されることもなかったし、戦争になっても飢え死にすることもなかった(戦後、広範囲にノーソンでの食糧売り惜しみが発生したことが歴史的事実だ)。そのそも戦争はノーソンの都合で起きたこと(征韓論をみよ)。戦争になれば都市住民にとってはニッポンのノーソンなんか、なんの頼りにもならなかったのである。"

Letter from Yochomachi: 日経:中国、資源確保へ動く 不況逆手に調達拡大……ニッポンの農水省は中国を見習え!: "ニッポンの農水省は、食料自給率が危機的水準にあると国民に恐怖感を煽りながら、やっていることは国内農家への追加支援とか、国民に食料自給率を高めるために粗食をしろとか、もっとコメを食えとかの国民洗脳活動(食育とかいうらしい)だけ。食料自給率が低くて問題なのであれば、中国が石油や金属資源でやっているように、積極的に海外の農地を買収して自前の食糧供給体制を整備することではないのか。"

日経:食料自給率にこだわるな(本間正義)……これ読むべし!: "現在、日本で叫ばれている食料安全保障という概念は、既得権者の権益を保護するために「政治的に」利用されているように思える。本当に食糧安全保障が重要だとするならば、こういった具体的な制度作りこそ求められるものであろう。全国のゴルフ場や休耕地を活用すれば、二三年の間に国民の最低必要栄養量は日本で生産できるはずであるからだ。ゴルフが出来なくなると文句を言う人もいようが、万が一の時は仕方がない。"

Letter from Yochomachi: BS朝日 BBC地球伝説 野生の王者ジャガー 
その知られざる素顔: "国民的オブセッションと化した「食料自給率の向上」についてもそうだ。石破大臣がその誤りを是正しようとしていることを農業経済学の権威「一貫先生」が評価している"

松岡利勝「光熱水費」大臣がニッポンの食糧自給率をネタに利権拡大を図る: "散人がかねてから主張している「ウヨと農村住民は定義的に一致する」ということが、現在の安部晋三内閣で次々と立証されている。ナイーブな都市住民は、無農薬野菜なぞの農産物に法外な値段を払うことによって、ニッポンの「右傾化」に貢献しているのである。消費者が食物に払う「余分な」お金はすべて農村ウヨに、都合のいいように利用されてしまうのだ。さらにアイツラは対外戦争を前提に自分の支持集団への利益誘導を狙って食糧自給率をあげろという。戦争になれば農村利権集団は大儲け出来る。これは第二次世界大戦の時でも明か。夢よもう一度というわけで、ニッポンの対外強硬路線と瀬戸際外交を主張する。"

Letter from Yochomachi: 農水省曰く:農水分野に30兆円使えば温暖化ガスを8%削減できる: "ニッポンの都市勤労者や商工業者はどんどんビンボーになっているというのに、彼らは何もしないでお金を貰えるようになったばかりか(農家戸別所得保障制度)、温暖化恐怖ヒステリーに乗じて自分たちへの更なる利益誘導(30兆円)を図る。あまりにもえげつないのではありませんか。「強欲呉れ呉れ資本主義」はニッポンにおいてはイナカに蔓延っているのである。"

農協新聞(農業協同組合新聞):金額ベース自給率目標に賛成する日本生協連を批判……しょせん内輪もめだな: "組 織に属している発言者が、絶対に触れてはいけないというタブーがいくつかある。農業問題と農協もその一つ。トンでもない仕返しが来るのである。そういう意 味では彼らは現代の「思想統制組織」だね。でも隠居の身となれば、構うことはない。少しは正義の味方に与して世の中のためになることも出来るのだ。"

生源寺眞一:講演「農業・農村のゆくえと日本社会」……徹底的にクサイ!: "この講演(学士会夕食会講演、平成17年4月11日)は、日本の主流派農業学者の考え方をもろに代弁しているものである。"

Letter from Yochomachi: 「稲作の規模拡大が急務」(本間正義): "現代ニッポンでは、ままごとみたいな「日曜園芸」非効率農地でも農家が「食えてしまう」ところに諸悪の根源がある(消費者と納税者がその高いコストを負担している)。"

1/29 Today
本邦最初の国勢調査(1872)……その後人口は4倍に穀物自給率は1/4に
: "現在日本の穀物自給率(平成12年)は27%となっている。明治初期は100%だったから、ちょうど人口の増加分だけ自給率が減少した(人口は約4倍に、穀物自給率は約4分の一になった)。日本の農業の(土地)生産性は「超マクロ的には」ほとんど上昇しなかったと言うことである。でも農村の生活水準と社会資本は当時とは比較にならないほど改善されている。農業の生産性の向上なしにどうしてこれが可能になったのか? 消費者・納税者がその分を余分に高く払っているからに他ならない。"

Letter from Yochomachi: 10/28 Today 禁酒法の成立 (1919)……禁止するから犯罪が起こる: "食料自給率の数値目標を定めた農業基本法も同じ。自給率数値目標の達成は「法律に書いてある以上」国民の義務であり、そのために「お上」が国民に粗食を強制したり、外国からの食料輸入を禁じて食糧鎖国をして国民に多大の負担を強い、さらには餓えさせてでも「法律に書いてある以上」正しいことだし必要なことだという論法につながっていく。"

改革に真に必要な市場原理−「アジア全体」の視点こそ食料安定供給に(本間正義): "利権擁護に徹する農協新聞(農業協同組合新聞)にもまともな正論が掲載された。東大 の本間正義の問題提起。まさに正論である。新聞が新聞だけに、いつ削除されるかもわからないので、全文をリンク付きでコピー引用する(保存版ですね)。"

Letter from Yochomachi: 5/12 Today 米よこせデモ(1946)……「地産地消」を強制されると餓死者が出るという例: "そのあたりの事情は野坂昭如の『火垂るの墓』を読めば分かる。親戚に農家を持たない都市住民の間では無数の餓死者が出た。それを繰り返さないために農水族は食料自給率の向上が大事だと主張するが、間違っている。

当時、中南米やアメリカには食糧の過剰生産があり、地球全体でみれば食糧は十分足りていた。終戦直後の食糧難は、自由貿易が禁止されていたことと、それに乗じて農村での大規模な売り惜しみ(ヤミ取引)が発生したことによるのである。国産食糧だけに頼る「地産地消」は,農村にとっては結構なことかもしれないが,都市住民にとっては餓死を意味するのである。"

Letter from Yochomachi: 日経社説:農政改革に消費者の視点と経営感覚を: "あまりにも当然の社説。当たり前のことがようやく当たり前に議論されはじめた:"

日本は農業従事者の多すぎる国?!: "いまニッポンで起こっていることは「食料自給率が低い」→「農業を立ち直らせなければならない」→「みんなして農業に従事しようという気運が盛り上がる」→「農業従事者数が一向に減らない、素人まで農業に参入するので生産性が更に落ちる、逆に農業関連団体の政治力が強化される」→「国産農産物の価格が引き上げられる」→「ますます輸入品に需要がシフトして食料自給率が低下する」という悪循環。いまやらなければならないことは一刻も早くこの悪循環を切ること。"

農協新聞でまた梶井功氏が喚いている……いい加減に往生したらいいのに!: "戦中戦後の食糧難時代に都市部に生活していた人たちの悲惨さは筆舌に尽くしがたい。 同じ日本に住む同じニッポン人の農村でも、都市住民には食糧は分けてくれなかったのである。徹底的に厳しい統制の中でも農村部の食糧は売り惜しみによりヤ ミに回った。おかげで計算上は当時の日本の食糧自給率は100%に近かったにもかかわらず都市部ではヤミ食糧を買えない弱者を中心に数万人の人たちが餓死 をした。何が食糧安保だ。いざとなっては、同じニッポン人でも全く頼りにならない。"

Letter from Yochomachi: 日経ビジネス:「兼業農家」が日本を滅ぼす(山下一仁): "これとてもいい内容。ニッポン農業の問題点が網羅されている。農村利権集団のエゴこそ諸悪の根源。"

「農は文化と環境を育む」(富山和子)全農の一面広告……噴飯ものだ: "見てみると全農の広告だ。富山和子という人が書いているが、全農の立場が書かれていると見て差し支えないだろう。大きな議論のすり替えがある。"

Letter from Yochomachi: 民主党には失望したな、まるで「イナカ党」に変身してしまった: "自民党は、農村はあいつら民主党にまかせて、農村既得権益集団のエゴを抑えることで経済をいかにして活性化するかという政治に専念すれば、今まで農村に散々ぼられてきた都市住民の支持を固めることが出来るだろう。小泉の先例を見ればわかる。日本の政治もよほど分かりやすくなる。"

Letter from Yochomachi: 冬季オリンピック……穀物食ばかりの「食育」をやっているから日本は負ける!: "戦後の学校給食にタンパク質を導入することで若者の体格は飛躍的に向上した。しかしそれは80年代までで、その後は農水省主導の国内農業への利益誘導のための「食育」政策が全盛を迎えたため、若者の体格は劣化する一途を辿っている(農水省の主張する「カロリーベースの食料自給率」を上げるためには肉ではなく穀物を食べるしかなく国民の栄養状態は悪化するのである)。"

NHK山梨:日本のワイン用ブドウ栽培方法は間違っている!: "これはブドウばかりじゃなく、農産物全般に言えることである。国内の(料亭なぞの)「特殊」な需要に依存し、いたずらに猫も杓子も「高価格品」販売を志向し、「安くてよいものをふんだんに」という松下幸之助精神は歯牙にも掛けていないのである。そのくせ安易に国境を閉鎖しようと政治力を発揮する。都市に住む一般庶民がその被害者である。"


他にもいろいろあるが、面倒くさいのでこのへんで止める。

中央環状(新宿ー渋谷)が開通したのに首都高は相変わらず混んでいるな!

今日の午後4時に中央環状線新宿ー渋谷が開通:
日本経済新聞: "首都高速道路の中央環状線新宿―渋谷間(4.3キロメートル)が28日午後4時、開通した。込み合う都心部の首都高を迂回(うかい)して東名高速道路から東北自動車道などに向かうことが可能になる。首都高全体の渋滞が約3割減少すると予想され、物流の効率化や二酸化炭素(CO2)排出量の減少にも期待が寄せられている。"
どれだけ渋滞が無くなったのか、調べてみた。午後6時現在の状況が左の写真。

相変わらず混んでいる。所詮この程度のチマチマした投資じゃダメなんだ。クマ道路なんか作るのではなく、必要なところにはもっと公共投資をして欲しい。

2010年3月27日土曜日

NHKニュース 食料自給率50%へ基本方針……おいら都市住民はあいつらノーソン住民にさらにぼられることになる!

またしても憂鬱なニュース:
NHKニュース 食料自給率50%へ基本方針: "農林水産省は、食料自給率を今の41%から50%に引き上げることを盛り込んだ向こう10年間の農業政策の基本方針をまとめました。……今後は、「国民全体で農業・農村を支える社会」を目指すことが必要だと述べています。……この「食料・農業・農村基本計画」は来週、閣議決定される予定です。"
生産性が極度に低いくせに都市住民より所得が高い農家に対してもっとカネを回せと言う計画である。現行のめちゃくちゃな「農業者戸別所得補償制度」でも、まだまだ不十分だと言うらしい。その原資は都市住民が払うしかない。ビンボーな都市勤労者は、うまいこと騙されて、毟られっぱなしなのである。

往時の「ソ連システム」においては労働貴族という働かない既得権階層への富の傾斜配分が多すぎて、その結果、国家が滅びてしまった。現代ニッポンにおいて、一番良い暮らしをしているのはノーソンの既得権益階級。働きが悪く国際的に見て生産性が極度に低いのに、制度的に守られ、広大な土地に対する税金も免除されて、「趣味の園芸」を楽しみ、食べるものにも困らない悠々自適の生活だ。それなのに、民主党政権は、票を持っている農村に媚びて、都市貧民からのあいつらに対する更なる所得移転を図っている。これはヒャクショウの利益代弁政党であった自民党ですら顔負け。自民党の支持基盤であったノーソンの票は、どんどん民主党に移っている。

ニッポンでは「一票格差」が存在するので、ノーソン票を無視しては政権は取れない。おかげでニッポンでは、カネを持っているノーソンの政治・経済・文化的影響力が否応なしに増して、社会はどんどんヒャクショウ化(ウヨ化)してきた。これが今さらに加速している。世も末だ。

このままではニッポンは滅びる。

2010年3月16日火曜日

農業化する日本経済 - 今日の一貫

日本の農業をずっと見てきた農業学者の大泉一貫先生は、いまのニッポン経済は農業化しつつあるという:
農業化する日本経済 - 今日の一貫: "日本経済はますます農業がたどった、縮小の道を歩もうとしている。"


同じく中南米経済をずっと見てきた人間(おいらのこと)は、ニッポン経済はアルゼンチン化しつつあるという。

どっちにしても、余り元気がでる話じゃない。やらねばならないことはとてもシンプルで誰もが分かっているのだが、それが政治的に出来ない。現状維持で利益を得られると思っている人口が票の大半を握っているからだ。

2010年3月15日月曜日

NHK衛星映画劇場「大統領の陰謀」……「嘘も方便」が通用しない社会の清々しさ

ダスティン・ホフマンとロバート・レッドフォードがなんとも恰好よかった:
NHK 番組表: "衛星映画劇場「大統領の陰謀」"

こういうジャーナリズムって言うのは、もう無くなってしまったんだね。特にニッポンにおいては、みんなに迎合して「地球にやさしい」とかいう番組さえやっておればそれでいいという風になってしまった。真実は往々にして不愉快なもんだから、誰もが敢えて真実を語らなくなってしまったのである。

感心したこと。ポスト紙に取材された人の誰もが、進んで真実は語らないが、ウソをつくことだけは徹底的に避けると言うこと。これは文化の問題でもある。「嘘も方便」というのはどっかの国のローカル文化にしか過ぎない。意外と重要なことである。誰が見てもウソと分かる答弁で事態を収拾しようとする政治家が国を支配していて国民がそれを容認しているような国は、やはり特殊である。

2010年3月12日金曜日

NHK:地下水は誰のものか……いろいろあろうが、一つ言えることは、既得権としてそれでメシを食うもんじゃない!

「水」でメシを食っている連中が、最近危機感を感じ始めている:
NHK 特報首都圏「地下水は誰のものか」: "コスト削減のため地下水を導入する企業や団体が急増している。ろ過技術の進歩で高品質の水が原価無料。水道局では顧客離れに苦悩している。地下水ビジネスの最前線に迫る。"
ニッポンでは昔から水はタダだった。雨が多い気象条件を考えれば、将来もタダでしかるべき。でもそれでメシを食っている連中(公務員)が増えすぎた。ニッポンの水道料金は法外に高いものとなってしまった。

「働くものに分配を」という本来の民主党の政策は、分からないこともない。「働かないで食ってきた(ノーソンなどの)既得権集団」への分配を「働いている人たち」への分配に移すというのは合理的な政策であり、おいらも大賛成だ。でも「働いている人たち」という定義には「効率的に働いている人たち」と「非効率的に働いている人たち」の区別は必要だろう。

人間はすべて自分は効率的に働いていると信じている。自分は意味のある仕事をしているのだと信じている。それはそうだろう。そんなことを他人がどうのこうの言うことは出来ないのである。政府も決めることは出来ない。だから民主党の政策は支離滅裂の大バラマキ政策となってしまった。「市場」が必要なのである。

2010年3月7日日曜日

NHKテレビ:神無月と神有月(神在月)について放映するんだって!

NHKでは今月ニッポン中(島根県以外)で神様がいなくなると云う「神無月」についての番組を放送するという(予告)。ニッポンの神無月は旧暦十月だが出雲では神有月(神在月)となる。ニッポン中の神様が出雲に行って「寄り合い」をすることになっているからだ。ほのぼのとしたいいお話しなので、おいらも以前ブログで取りあげたことがある。ところがそれに対してニッポン中のウヨクから総攻撃を受けてしまった。「俺たちの地元の神様がいなくなるとは何事か、そんなのは迷信にすぎない」とあいつらウヨが言うのだ。こりゃ参ったでした。

ちなみに探してみると、こんなエントリーだった:
11/25 Today 神有月神事(出雲大社)……島根県以外では神様が居なくなる!

不愉快なコメントは削除してしまっているが、あいつらは相当頭に来ていた。こんなことで怒るのがウヨがアホたる所以。

NHKはこの件を「地方文化のよいところ」として報道するつもりらしい。「イナカ」を前面に押し出せば「ウヨ的には許されない番組」も許容されると見ての判断なのだろうが、イナカのウヨは島根県以外にも多いのである。果たしてどうなるのだろうか。

それはともあれ、ニッポンのイナカの「利権意識」にはすごいものがある。「他のところのお金を自分たちのためにぶんどってくるのがいい政治家」なのである。そんな意識に希薄な都市住民は、いいように毟られてしまうこととなった。かくしてニッポンの稀少な経済資源は無意味にイナカにばらまかれたあげくあいつらに食い尽くされてしまい、ニッポン経済は長期低迷に陥ることになったのである。

2010年3月4日木曜日

生魚を食うのは危険:アニサスキ寄生虫による被害件数がすごい数!

メモ:
アニサキス - Wikipedia: "刺身による寄生虫被害の多くはこのアニサキスの第3期幼虫(体長は11mm~37mm位)の経口摂取が原因である。厚生労働省の資料[2]によると、日本におけるアニサキス症の発生数は、1年間に少なくとも2,000~3,000名以上と推定する報告「日本におけるAnisakidosisの発生状況の解析(石倉肇、臨床と研究、72巻5号、1995)」もある。"

少しでも「食の安全」に影響する問題に対してはヒステリー的に反応するニッポンの「自然食オタク」たちも、この問題についてはまったくスルーしているようだ。魚を加熱して食えばいいだけの話だが、マスコミはどうしてこれを言わないのだろう。不思議だ。

マスコミはエコロが大好き。エコロは「美しい日本」が大好き。悪辣なアニキサス幼虫も「ニッポンの美しい伝統」の一部なのであり、文句を言うなと言うわけ。

あいつらの美意識が栄えて国民の健康が損なわれる。悲しいかな。

2010年3月2日火曜日

衛星テレビ:「わが谷は緑なりき」……よかった!

今晩のテレビ。これがよかった:
わが谷は緑なりき - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]: "衛星映画劇場 アカデミー受賞作品特集「わが谷は緑なりき」 <字幕スーパー>
 <スタンダードサイズ>【監督】ジョン・フォード 【出演】ロディ・マクドウォール,ウォルター・ピジョン,モーリン・オハラ,ドナルド・クリスプ

イギリス・ウェールズ地方の炭坑の町で、さまざまな不幸に見舞われつつも懸命に生きた一家のたどる運命を描いた名匠ジョン・フォード監督による人間讃歌。"

この映画は1941年の作品だが、人に感動を与えるいい映画とは時代を超えるものなのである。こういう作品と競争しなければいけない今どきの監督さんや小説家の先生達は可哀想。小説もそうだが、古典を見たり読んだりする方が、消費者としては時間とお金の節約につながるのである。

この映画の主題は「人間の強さ」である。世間はせこくてムラ的で非情で非合理的なものなのだ。それに打ち勝つのが個人なのだ。社会がどうのなぞという甘ったれたことは言わない。おかしいのはすべて社会のせいだとするポリティカリーコレクトな姿勢では、国際競争に負けてしまうのも、むべなるかなである。